書評インターチェンジ

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記事

坂口安吾の美意識

作家の坂口安吾は、
小菅刑務所・ドライアイス工場・駆逐艦が
たまらなく美しいと語った。

「この三つのものが 、なぜ 、かくも美しいか 。ここには 、美しくするために加工した美しさが 、一切ない 。美というものの立場から附加えた一本の柱も鋼鉄もなく 、美しくないという理由によって取去った一本の柱も鋼鉄もない 。ただ必要なもののみが 、必要な場所に置かれた 。そうして 、不要なる物はすべて除かれ 、

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永井荷風「濹東綺譚」にみる失われた東京の姿

関東大震災後の東京を戦前日本を代表する街歩きおじさんもとい性豪
 永井荷風はどう見たのか。

ここでまず語られるのは江戸東京の喪失。

さらには
西洋的なものと古来東京が持っていた江戸的なものがうまく混沌としていた明治東京の震災による喪失を新興風俗街 玉の井から描く。

荷風が本文中で嘆いているのは、およそ言われているような日本的なものではなく、東京人の変質である。

「東京では江戸のむかし山の手

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♪へ(´∀`へ)♪(ノ´∀`)ノ♪
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坂口安吾「桜の森の満開の下」短評

坂口 安吾 『桜の森の満開の下』
桜は誰が見ても美しい。

それを恐ろしいと表現した作家。

坂口安吾。

あまりにも美しすぎるものに逆に恐怖することを描く。

『桜の森の満開の下』(さくらのもりのまんかいのした)は、坂口安吾の短編小説。坂口の代表作の一つで、傑作と称されることの多い作品である。ある峠の山賊と、妖しく美しい残酷な女との幻想的な怪奇物語。桜の森の満開の下は怖ろしいと物語られる説

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ワッショイ♪ヽ(゚∀゚ )ノ三 三ヽ( ゚∀゚)ノワッショイ♪
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